私がシンギングボウルでのサウンドヒーラーとしての訓練を受けた直後に読んだ本。
ミッシェルゲイナーさんのなぜ音で治るのか?という本
アメリカのガン専門医だった彼はチベット僧の持っていたシンギングボウル の音に魅了され、その後クリスタルボウルなどもまじえ音響療法を使って音での治癒というのに尽力を尽くされた方です。
彼の、患者さんをなんとか救いたいという誠実な思いと、音を自分の治療に取り入れていくという西洋のお医者さんではちょっとあるまじき行為というか
かなりの異端児だったと思うのですが。。。
素晴らしい彼の本を読んでから、その当時まだ研修終わりたてほやほやの私はいつの日か私もこういうガン患者の方や、苦しんでる方にボウルの演奏や施術ができたらな。
という淡い思いを抱いていました。
それが、、、
2年半の時を経てカチカチっと縁が繋がった方が、なんと癌の方だけがくるフィットネスセンターというのがこちらシドニーであって、そこで毎日の様にヨガ(ヨガといっても激しく体を動かす方ではなく休めるのを重点においたヨガ)を教えている
明日香のシンギングボウルと合わせるとすごく彼らの助けになると思う。と、誘ってくれたのです。
Alisonさん
本当に愛の人。癌患者の生徒さんのことを話す時彼女は決まって「They are beautiful person」と付け加えます。
愛を持って接するから、彼女にはここで教えるという役目が回ってきてるんだなと感じました。そんな素敵な彼女に見初められた私は天にも登る気持ち✨

今回は1時間半のワークショップで取るポーズはたった2つだけ。
沢山のプロップと毛布を使って究極に休めるポーズをとる。その間に私はボウルをならしたり、皆様の体に置いてならせていただいたり。

ゆったりと神聖な時間が流れていく。
ここにきた方々は様々な状態を抱えている。手術が終わったばかりの人、乳がんの方、全身に転移している方
でも皆さん会った時はとてもにこやかに挨拶をしてくださるあたたかいオーラの方が多かった。
私はその表面に出ることのない奥の部分の癒しを少しでもできたらなというおもいでやらせていただきました

このコラボワークショップ@癌フィットネスセンターは月に一度やっていくことになりました。
毎回が学びであり、感謝です。

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